三輪休和(みわ きゅうわ)

明治28年生 山口県出身。
15歳の時から、祖父雪山および父雪堂(9代休雪)について、厳しい作陶修行に入る。
昭和2年    父の隠居に伴い三輪釜を継承して10代休雪を襲名。
昭和31年   山口県無形文化財「萩焼」の保持者に認定。同年、第3回日本伝統工芸展初入選。
昭和32年   記録作成等の措置を講ずべき無形文化財の技術者として選択され、伝統の萩焼の技法を継承。
昭和42年   三輪窯を弟(11代休雪)に譲り休和と号した。
昭和45年   重要無形文化財(人間国宝)「萩焼」の保持者に認定。
昭和48年   勲四等旭日小綬章。
昭和56年   没