茶道具百選(茶碗)

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——————-商品番号 茶碗146———————————————————————————————-

mouse古唐津 片口茶碗 桂又三郎識

合箱    サイズ:口径 11.5センチ × 10.5センチ 片口までの長さ 14.0センチ 高さ 7.5センチ 高台径 5.5センチ

状態:ひび欠けなく完品。経年による汚れがあります。

備前焼鑑定の大家である桂又三郎識の江戸時代古唐津片口茶碗です。江戸期の作品とは思われない古さを感じさせない茶碗です。元は片口小鉢として作られたものを茶碗に見立てたもので、小振りな茶碗となっています。

価格 ¥30,000-

——————-商品番号 茶碗145———————————————————————————————-

mouse古唐津 竹之絵茶碗

合箱    サイズ:口径 12.0センチ 高さ 8.5センチ 高台径 5.5センチ

状態:ひび欠けなく完品。経年による汚れがあります。

青みがかった灰色の釉薬に、口縁の白い釉薬の垂が景色となった侘びた茶碗です。大きさや重みも掌に丁度良く季節を問わない茶碗です。箱蓋裏に歌が書かれていますが、残念ながら知識不足で読むことができません。時代的には江戸期の作品と思われます。

価格 ¥30,000-

——————-商品番号 茶碗144———————————————————————————————-

天龍寺青磁 双魚文茶碗mouse天龍寺青磁 双魚文 茶碗

合箱    サイズ:口径 13.6センチ 高さ 7.0センチ 高台径 5.2センチ

状態:ひび欠けなく完品。経年による汚れがあります。

天龍寺青磁とは中国浙江(せっこう)省の竜泉窯(りゅうせんよう)で焼造された青磁の一様式。天竜寺の呼称は、日本の室町幕府が明(みん)国と取り決めた勘合貿易により、天竜寺造営のために派遣した貿易船がこの種の青磁を大量に輸入したためにつけられた名称であると伝えられています。日本では元代の竜泉窯青磁を〈天竜寺青磁〉、明代のものを〈七官青磁〉などと呼んでおり、元時代の竜泉窯青磁は宋代のものより厚手で大作の器が多い。この茶碗は元代(1271~1368)から明代(1368~1644)初期にかけて龍泉窯で作られた作品です。ぼってりとした厚手の作で見込みに愛らしい双魚が陽刻されています。

価格 ¥80,000-

——————-商品番号 茶碗143———————————————————————————————-

祥瑞染付水禽文 茶碗B

mouse明代 五朗大甫呉祥瑞造 祥瑞染付水禽文 茶碗

合箱  サイズ:口径 13センチ 高さ 7センチ 高台径 7.5センチ

状態:ひび、欠けなく完品。

本作品は器胎の土質から見て、また良質な呉須が使われていることから明代の作と思われます。この茶碗は、温かみの感じられる器と鮮やかな呉須による細密な絵付から、古き時代が感じられる貴重な名品です。また、この茶碗は「世界文化社 家庭画報編 決定版お茶の心」と「雄山閣 杉浦澄子 著」の中に全く同じ手の作品が祥瑞茶碗の名碗として紹介されています。

価格 ¥120,000-

——————-商品番号 茶碗142———————————————————————————————-

西岡小十 唐津筒茶碗mouse西岡小十 作 唐津筒茶碗    <作家紹介>

共箱    サイズ:口径 10.7センチ 高さ 8.5センチ 高台径 5.7センチ

状態:ひび欠け無く完品。

現代唐津焼の第一人者の西岡小十の作品です。西岡小十は古唐津再現にかけ、伝世品にない梅華皮唐津や絵斑唐津を復元し、唐津再興の祖といえる今でも人気が高い作家です。小振りな筒茶碗ですが優しく温かみのある作品です。

価格 ¥60,000-

——————-商品番号 茶碗141———————————————————————————————-

mouse李朝斗等々屋茶碗 

合箱       サイズ:口径 14.6 高さ 5.3センチ 高台径 5.5センチ

状態:ひび欠けはありません。

斗々屋茶碗(ととやちゃわん) とは、高麗茶碗の一種で、魚屋とも書きます。斗々屋の名前の由来は、利休が堺の魚屋の棚から見出したからとも、堺の商人・斗々屋所持の茶碗からともいわれます。この茶碗の素地は鉄分が多い赤褐色にあがったもので、斗々屋茶碗の代表作と言えます。大変侘びた茶碗です。春から秋のお茶会でお使いください。

価格 ¥50,000-

——————-商品番号 茶碗140———————————————————————————————-

mouse人間国宝 塚本快示 作 白磁輪花盌         <作家紹介> 

共箱       サイズ:口径 16.2 高さ 5.0センチ 高台径 4.7センチ

状態:ひび欠けはありません。

塚本快示は昭和58年に白磁、青白磁で要無形文化財(人間国宝)の指定を受けました。快山窯での工房作品が沢山作られており、本人作品と間違え易いですが、本人作品の箱書きには「快示」とあります。この作品は薄手の白磁で大変繊細な茶碗に作られています。夏のお茶会に用いれば涼しげな雰囲気が演出できます。

価格 ¥50,000-

——————-商品番号 茶碗139———————————————————————————————-

mouse林孝太郎 作 鼠志野茶碗         <作家紹介> 

合箱  証明書  サイズ:口径 14.0 高さ 9.0センチ 高台径 6.5センチ

状態:ひび欠けはありません。

美濃の名工、林孝太郎の鼠志野茶碗です。林孝太郎は美濃の有望若手作家として注目を浴び、陶芸家としてまだまだこれからという時に41歳という若さで亡くなってしまいました。この作品は孝太郎の最晩年の作で横浜高島屋で個展を開催中に亡くなりました。したがって本人の箱書きはありませんが、高島屋美術部の納入証明書が付いています。作品は大振りで造形も素晴らしく大変立派な作品に仕上がっています。秋から冬への季節の移ろい、濃茶の茶碗として用いてはいかがでしょうか?

価格 ¥80,000-

——————-商品番号 茶碗138———————————————————————————————-

mouse13代中里太郎右衛門(逢庵) 作 唐津粉引茶碗         <作家紹介> 

共箱       サイズ:口径 13.2 高さ 7.7センチ 高台径 5.5センチ

状態:ひび欠けはありません。口縁に小さな石はぜがあります。

唐津焼の名門、13代中里太郎右衛門(逢庵)の作品です。優しい風合いの粉引茶碗で大きさも程よく、女性の手に馴染みます。オフホワイトの色合いには抹茶の緑がよく映えます。太郎右衛門の茶碗の窯印には「タ」と「三ツ星」があります。工房の作品はすべて「三ツ星」です。工房の作品と本人の作品との違いは箱書きで判断します。この茶碗は太郎右衛門本人の作品です。

価格 ¥60,000-

——————-商品番号 茶碗131———————————————————————————————-

mouse古織部茶碗 A

合箱      サイズ:口径 横15.5センチ 縦12.5 高さ 8.0~8.5センチ 高台径 5.5~7.5センチ

状態:ひび欠けはありません。時代による汚れがあります。

江戸時代の作品と思われます。轡型に変形した茶碗の胴に吊るし柿の文様が描かれた茶碗です。織部特有の緑色ではなく黄土色に焼きあがった風情ある茶碗です。多少大きめなので男性向けと言えましょう。

価格 ¥30,000-

——————-商品番号 茶碗129———————————————————————————————-

mouse古黒織部茶碗 A

合箱      サイズ:口径 横14.5センチ 縦11.0 高さ 8.5~9.2センチ 高台径 6.7センチ

状態:ひび欠けはありません。時代による汚れがあります。

江戸時代の作品と思われます。轡型に変形した茶碗の胴に手慣れた草花の文様が描かれた茶碗です。黒と言うよりもこげ茶に近い色合いに焼けており、侘びた茶碗に仕上がっています。

価格 ¥40,000-

——————-商品番号 茶碗127———————————————————————————————-

mouse黒高麗茶碗

合箱  仕覆付  サイズ:口径 14.0センチ 高さ 7.7センチ 高台径 5.5センチ

状態:焼成時の大きな割れがあり黒漆で継いであります。漏れはありません。

大変貴重な黒高麗の茶碗です。焼成時の多くな割れを黒漆で継いだ大変侘びた茶碗に仕上がっています。傷はありますが、それも見所となていますので侘びたお茶会に是非お使いください。

価格 ¥50,000-(売約済)

——————-商品番号 茶碗120———————————————————————————————-

mouse唐津 片口茶碗

合箱    サイズ:口径 11.3~12.2センチ 高さ 7.0センチ 高台径 5.0センチ

状態:ひび欠けはありませんが経年による汚れがあります。

口縁に皮鯨、木賊のような絵柄をあしらった、やや小振りの侘びた茶碗です。時代的には江戸時代末期のように感じられます。

価格 ¥30,000-

——————-商品番号 茶碗110————————————————————————-———————

mouse河井武一 作 筒茶碗        <作家紹介>    

共箱   サイズ:口径 11.0センチ 高さ 10.0センチ 高台径 6.8センチ

状態:ひび欠けなく完品。

河井武一の作品は叔父であり、師である河井寛次郎の作風に極めて似ています。この茶碗も寛次郎の作品と見まがう、大変重厚感のある作品に仕上がっています。

価格 ¥20,000-(売約済)

——————-商品番号 茶碗89————————————————————————————————

長岡空権 楽山焼 刷毛目茶碗mouse11代長岡住右衛門(空権) 作 楽山焼 刷毛目茶碗     <作家紹介>

共箱     サイズ:口径 13.3~14.3センチ 高さ 7.4~8.1センチ 高台径 5.8センチ

状態:ひび欠けなく完品。高台脇に「権」の窯印あり。共箱裏の桟が2カ所取れています。

変形した茶色の器胎に荒めの刷毛目が施された侘びた茶碗です。楽山焼の茶碗は茶人に好まれています。

価格 ¥40,000-

——————-商品番号 茶碗88————————————————————————————————

長岡空権 柿釉茶碗mouse11代長岡住右衛門(空権) 作 出雲焼 柿釉茶碗     <作家紹介>

共箱 共布 栞 サイズ:口径 12.5センチ 高さ 8.2センチ 高台径 5.5センチ

状態:ひび欠けなく完品。高台脇に「空権」の窯印あり。

目の粗い土に薄茶色の釉薬が掛けられた侘びた茶碗です。女性の手になじむ丁度良い大きさで、抹茶の緑が映える、薄茶椀としてお使いするにはよい茶碗です。楽山焼の茶碗は茶人に好まれています。

価格 ¥40,000-

——————-商品番号 茶碗86————————————————————————————————

長岡空味 楽山焼茶碗mouse9代長岡住右衛門(空味) 作 楽山焼 茶碗     <作家紹介>

合箱    サイズ:口径 13.0センチ 高さ 6.3センチ 高台径 5.0センチ

状態:経年による貫入、汚れあり。口縁に1センチほどの直しあり。高台脇に「空味」の窯印あり。

白釉が半分掛けられた侘びた茶碗です。楽山焼は島根県松江の松平家別邸で焼成された陶器です。1677(延宝5)年に2代藩主・松平綱隆に請われて萩の陶工・倉崎権兵衛が召し抱えられ、伊羅保、斗々屋、刷毛目茶碗等を作陶しました。権兵衛が作った茶碗は「権兵衛焼」として珍重されていますが、現存する茶碗はわずか数椀だけです。この茶碗は、茶人によりよく使い込まれており、味わい深い茶碗に育てられています。楽山焼は茶人に好まれる茶碗の一つです。

価格 ¥40,000-

——————-商品番号 茶碗76————————————————————————————————

濱田庄司 糠白釉茶碗mouse人間国宝 濱田庄司 作 糠白釉茶碗      <作家紹介>

共箱 共布 仕覆 サイズ:口径 14.7センチ 高さ 8.0センチ 高台径 5.5センチ

状態:ひび欠けなく完品。

淡く白い釉薬が掛けられたやさしい雰囲気の茶碗です。大きさの割には軽く作られており、濃茶の茶碗としてお使いできます。

価格 ¥70,000-

——————-商品番号 茶碗72————————————————————————————————

加藤卓男 鼠志野茶碗mouse加藤卓男(人間国宝) 作 鼠志野茶碗     <作家紹介>

共箱 共布   サイズ:口径 11.8~12.2センチ 高さ 8.8~9.3センチ 高台径 6.7センチ

状態:ひび欠けなく完品。高台内に「タ」の掻き銘あり。

風になびく葦を巧みに描いた味わい深い武蔵野図、鼠志野の茶碗です。加藤卓男は六代加藤幸兵衛を継ぎ、17 世紀から途絶えていたペルシア陶器ラスター彩の再現に成功、また正倉院の三彩の復元にも成功しました。1995年に三彩の技術で無形文化財の認定を受けました。この鼠志野茶碗はやや大振りなので濃茶にも、また正客への薄茶にもご使用できます。加藤卓男の作品は大変人気があり、高額で取引されています。

価格 ¥100,000-

——————-商品番号 茶碗61————————————————————————————————

高麗 刷毛目茶碗mouse高麗 刷毛目茶碗

合箱    サイズ:口径 13.8~14.1センチ 高さ 7.1~7.6センチ 高台径 5.0センチ

状態:ひび欠けなく完品。

刷毛目茶碗(はけめちゃわん) とは、高麗茶碗の一種で、李朝初期15~16世紀の南鮮一帯、多くは全羅南道の務安や忠清南道公州郡の鶏龍山(けいりゅうざん)にて焼かれたとされています。刷毛目は、泥漿にした化粧土を、刷毛や藁を束ねたもので素地に塗り、塗り目の現われたものです。刷毛目茶碗の多くは、鉄分の多い鼠色の素地で、総釉で土見ずになっており、高台は竹の節となっています。李朝では一般庶民の白磁の使用が禁じられたため、白磁の代用として焼かれたと考えられています。この茶碗は藁を束ねた刷毛でリズム感よくダイナミックに化粧土が塗られており、これぞ刷毛目茶碗といった雰囲気の作品です。時代感もしっかりとあり、侘びたお茶席にぴったりの茶碗です。

価格 ¥40,000-

——————-商品番号 茶碗53————————————————————————————————

富本憲吉 色絵金彩熨斗文 茶碗mouse富本憲吉 工房 色絵金彩束熨斗文 茶碗

共箱 共布 サイズ:口径 12.5センチ 高さ 6.5センチ 高台径 4.0センチ

状態:ひび欠けなく完品。内側に小さな辰砂色の点があります。富本憲吉工房の作品です。

昭和30年、富本憲吉が人間国宝に認定されたことを記念して日本橋高島屋で開催された記念展の時に販売された茶碗です。おめでたい熨斗文が描かれた華やかな茶碗なので新春のお茶席にお使いください。

価格 ¥40,000-

——————-商品番号 茶碗46————————————————————————————————

古唐津 刷毛目茶碗mouse古唐津 刷毛目茶碗

合箱 仕覆 サイズ:口径 15.4センチ 高さ 8.5センチ 高台径 5.5センチ

状態:口縁に1カ所朱漆で小さな直しがあります。数カ所薄いニュウがあります。

井戸茶碗を写した思われる姿で、竹節高台、兜金があります。時代の感じられる侘びた良い茶碗です。江戸期の作と思われ、塗の仕立ての良い箱に収まっています。大振りなので濃茶の席に使えます。

価格 ¥40,000-

——————-商品番号 茶碗19————————————————————————————————-

仁阿弥道八 黄瀬戸平茶碗mouse仁阿弥道八(二代高橋道八) 作 黄瀬戸平茶碗

合箱  サイズ:口径 15.0センチ 高さ 5.8センチ 高台径 5.3センチ

状態:口縁に金繕いがあります。その他ひび欠けは有りませんが石はぜが見られます。

仁阿弥道八(二代目高橋道八)の味わい深い侘びた茶碗です。初代・高橋道八の次男として生まれ、兄の早世により29歳で家督相続、京・五条坂に開窯。奥田頴川、宝山文蔵らのもとで修行を積み、青木木米らと共に京焼の名手として知られています。仁和寺宮より「仁」、醍醐寺三宝院宮より「阿弥」の号を賜り、出家名「仁阿弥」と称しています。目の粗い土に藁灰を掛けて焼いており、淡い黄色の色合いに石爆ぜが景色となっています。本来この茶碗は黄瀬戸ではありませんが黄瀬戸のような風合いなので黄瀬戸茶碗としました。夏から初秋のお茶席に適しています。

価格 ¥30,000-

——————-商品番号 茶碗12————————————————————————————————-

五朗大甫呉祥瑞造 祥瑞染付茶碗mouse明代 五朗大甫呉祥瑞造 祥瑞沢瀉形(おもだか)茶碗

合箱  サイズ:口径 9.8センチ 高さ 7.3センチ 胴径 11センチ 高台径 7.8センチ

状態:ひび、欠けなく完品。

五良大甫呉祥瑞造(ごろたいほごしょんずい)の銘のある染付茶碗です。一般的に日本で言われる”祥瑞焼”の染付の器は、明末期に景徳鎮で焼かれ日本への輸出品だと言われています。これらの品の特徴はまず、最上質の呉須と精良な作り、絵付文様は強烈的な日本式美学が特色です。これらの品には「五良大甫呉祥瑞造」の染付銘があるから、日本では古くから、”祥瑞焼”と呼ばれています。「五良大甫呉祥瑞造」には諸説があり、祥瑞と呼ばれる品は中国にはほとんど見られず明清の歴史上、”祥瑞焼”という概念や、言葉もありません。また、これらの品は全部日本へ輸出されたので現在は中国国内にはなにも残っていません。日本での祥瑞写しには五良大甫呉祥瑞造の銘がよく見受けられます。本作品は器胎の土質から見て、また良質な呉須が使われていることから明代の作と思われます。この茶碗は、温かみの感じられる器と鮮やかな呉須による細密な絵付から、古き時代が感じられる貴重な名品です。

価格 ¥120,000-

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