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—————–星岡茶寮 出版物 「星岡」————————————————————————————-
魯山人が作った料亭「星岡茶寮(ほしがおかさりょう)」が出版した雑誌「星岡」61冊。82号89-95~63,65~70,71,72,74~82,87~129,130号。1号は昭和5年10月出版。大正14年に東京・永田町に星岡茶寮を中村とともに借り受け、中村竹四郎が社長、魯山人が顧問となり会員制高級料亭を始めた。魯山人の横暴さや出費の多さから昭和11年、星岡茶寮の経営者・中村竹四郎から解雇を言い渡され、魯山人は星岡茶寮を追放、同茶寮は昭和20年の空襲により焼失した。
—————–北大路魯山人 関連書籍—————————————————————————————–
これまでに出版された魯山人に関する展覧会図録、書籍を集めました。
—————–北大路魯山人 作瓷印譜磁印紐影——————————————————————————-
魯山人が作った陶磁器の印です。初版は昭和8年(1933年)に木瓜書房から発行されましたが、これは昭和55年(1980年)に五月書房出版された復刻版です。
—————–北大路魯山人 栖鳳印存——————————————————————————————
魯山人が竹内栖鳳のために作った印譜です。初版は大正9年(1920年)に大雅堂美術店から発行されましたが、これは昭和56年(1981年)に五月書房出版された復刻版です。限定500部のうちの40号。
—————–北大路魯山人 常用漢字三體習字帖—————————————————————————–
魯山人が作った常用漢字の習字用の漢字書籍です。初版は大正11年(1922年)に木瓜書房から発行されましたが、これは昭和52年(1977年)に五月書房出版された復刻版です。
—————–北大路魯山人 露草に赤蜻蛉 画軸—————————————————————————–
共箱
露草と赤蜻蛉が瀟洒に描かれた画軸です。
—————–北大路魯山人 珍果名果 画軸————————————————————————————
合箱(共箱の蓋があります)
かぼちゃとトウガラシがほのぼのと描かれた画軸です。
—————–木版画 「清風徐来」——————————————————————————————–
共箱 サイズ:縦幅 25センチ 横幅 51センチ 額縦幅 42センチ 額横幅 67センチ
状態:シミよごれなし。
1955年ごろに製作された魯山人の木版画です。「清風徐来」(せいふうおもむろにきたる)という字で語源は宋の詩人、蘇東坡こと蘇軾の有名な作品、「前赤壁の賦」の冒頭に出てくる言葉です。「壬戌之秋、七月既望、蘇子與客泛舟、遊於赤壁之下。清風徐来、水波不興。挙酒蜀客、誦明月之詩、歌窈窕之章。少焉月出於東山之上、徘徊於斗牛之間。白露横江、水光接天。」清風徐(おもむろ)に来りて、水波興(おこ)らず。清風がゆるやかに吹き、川面には波も立たない、という内容です。裏面に魯山人の研究者で魯山人の伝記を出版し世に広めた作家として知られる白崎秀雄氏の書きつけがあります。
—————–いろは文 筆筒—————————————————————————————————–
箱なし サイズ:口径 14.5センチ 高さ 16.5センチ 底径 16.0センチ
状態:竹の割れがあります。底に「魯山人」の彫銘があります。
鋭い彫でいろは文が見事に彫り込まれた筆筒です。重厚なこの作品は持ち主に長く愛用されてきたようです。
—————–雲錦 大鉢————————————————————————————————————
共箱 サイズ:口径 24.5~25.5センチ 高さ 12.0センチ 高台径 12.5センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「魯」の書陶印あり。箱書きは「ロ 魯」
桜と紅葉が艶やかに描かれた雲錦鉢です。魯山人はこの手の作品を多く手掛けており、国立美術館や足立美術館に収蔵されている作品がつとに有名です。雲錦鉢の本歌は尾形乾山が作ったもので、現代作家が作る雲錦鉢は乾山の作品を写しています。魯山人は乾山の作品を写しながら特有の感性を加えて魯山人オリジナルな雲錦鉢を作り上げています。この作品も絵画と思われるほどの筆使いで桜と紅葉を見事に描いています。この鉢はそこにあるだけで重厚な存在感を醸し出しています。
—————–色絵金襴手 蓋向付 2客—————————————————————————————
合箱 サイズ:口径 12.3センチ 高さ 6.0センチ 高台径 6.0センチ 高さ(蓋付)7.0センチ
状態:ひび欠け無く完品。金彩の剥げもなく美品。底に「魯山人」の書き銘。
昭和15年の作品で同じものが東京国立近代美術館に収蔵されています。魯山人の作品の中でも金襴手の作品は特に貴重で、作るのに非常に手間がかかることから作品数も極端に少ないです。
—————–染付金彩赤絵 向付 5客—————————————————————————————
共箱 サイズ:口径 14センチ 高さ 7センチ 高台径 6センチ
状態:ひび欠け無く完品。ほぼ未使用で美品。底に「魯」の書き銘あり。箱書きは「ロ 魯」
魯山人独特の赤絵と縁に施されて金彩、見込みの染付ぼたん絵が映えます。大ぶりで存在感のある向付はどのような料理にも合い、茶会のお向うとして用いたならば茶懐石の席を華やかに盛りあげることでしょう。この器は魯山人の本に掲載され、また魯山人写しとしても販売されている器のオリジナルです。
—————–赤絵金彩文字 鉢————————————————————————————————–
共箱 サイズ:口径 21センチ 高台径 6センチ 高さ 7センチ
状態:ひび欠け無く完品。使用感は無く金彩のかすれ、赤絵のかすれはありません。高台内に「魯山人」の描き銘。
器の外側は魯山人独特の赤色釉薬の発色で彩られ、草書による金彩で文字が「木葉豊胞」と書かれています。内側は白磁、縁の金彩が器全体を引き締めています。見込みには中国風の桃の絵が彫込んであります。この器にはどのような懐石料理を盛っても料理が映えます。
—————–鉄釉 菊文皿——————————————————————————————————-
共箱 サイズ:直径 43センチ 高さ 6センチ 高台径 24センチ
状態:ひび欠けなく完品。底に「ロ」の書き銘あり。
窯変が見られる光沢のある鉄釉に銀彩のようなグレーの釉薬が掛けられ全体的に渋い色合いになっています。縁の鉄釉には三島手のような菊の印が施され、皿の全面に魯山人ならではの菊花がダイナミックに線掻きで描かれています。裏面も見所があり、縁に菊花が線掻きされています。直径が43センチもある異風堂々とした名品で飾り皿として用いれば圧倒的な存在感があります。また、料理の皿として用いても、高知の皿鉢料理や魚の姿作などに使うと料理が一層映えるでしょう。私は蕎麦打ちを行った際、蕎麦の盛付けで使いました。
—————–織部 菓子皿——————————————————————————————————-
共箱 サイズ:縦幅 25センチ 横幅 26センチ 高さ 4センチ
状態:裏に4センチほどの窯疵あり。底に「ロ」の書き銘あり。共箱は「霞中菴主」の栖鳳印が在印。
荒々しい造りにのびのびとした櫛掻きでススキが描かれており、そこに侘びた織部釉が掛けられている織部皿の名品です。共箱には竹内栖鳳の為に彫られた「霞中菴主」の印が押されており、この器が魯山人にとっても特別な作品であることが伺われます。大きさも茶懐石の焼き物または八寸としても使うことが出来ます。この器を用いたならばさぞかし素晴らしいお茶会になることでしょう。
—————–色絵 有平文徳利————————————————————————————————-
共箱 サイズ:口径 3.3センチ 高さ 15.5センチ 底径 5.5センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「ロ」の書き銘あり。
さわやかな色使いの徳利で、このような色使いの作品を有平(金平糖)柄と言います。涼しげな器には冷酒が似合いそうです。共箱も凝りに凝った作りになっていて使用している材料や細かな造りにはこの作品を収納するための魯山人の思い入れが感じられます。
—————–信楽 瓢 水指—————————————————————————————————–
共箱 共蓋 サイズ:口径 11センチ 胴径 22センチ 高さ 20センチ
状態:縁に金直継ぎあり。底に星岡窯「*」印あり。
信楽の土で焼いたどっしりとした姿の水指です。瓢箪の季節のお茶席に用いれば遊び心のある楽しげなお茶会になることでしょう。
—————–信楽 水指————————————————————————————————————
共箱 共蓋 サイズ:口径 13センチ 胴径 21センチ 高さ 23センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「魯」の窯印。共箱に径年の汚れ、焼けがあります。
水指の正面は荒々しく灰が被っており素晴らしい景色となっています。魯山らしい大ぶりで大胆な造形と上下二本の線掻き模様が、茶道具としての水指を引き締めています。
—————–信楽 水指————————————————————————————————————
共箱 共蓋 サイズ:口径 14センチ 胴径 18センチ 高さ 16センチ 底径 15センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「魯」の窯印。共箱に径年の汚れ、焼けがあります。
荒々しい造形と見事に焼き締められたこの水指は、異風堂々とした古武士のおもむきがあります。変化に富んだ景色を持つ水指は、秋から冬への季節の移ろいの侘びたお茶席に似合います。
—————–織部 水指———————————————————————————————————–
共箱 サイズ:口径 10.5センチ 胴径 18.0センチ 高さ 18.0センチ 底径 9.0センチ
状態:部分的に釉薬のムラがあります。底に「魯」の窯印があります。
造形にこった水指で釉薬のムラが景色となっています。水指としては中程度の大きさなので棚に収まるサイズです。
—————–於里邊 水指——————————————————————————————————–
共箱 共布 サイズ:口径 13.5センチ 胴径 14センチ 高さ 10センチ
状態:内側にかすかな貫入あり。底に「ロ」の掻き銘あり。全体的に時代の汚れあり。塗蓋のつまみに塗りの剥げあり。共箱に径年の汚れ、焼け、蓋の反りがあります。
小振りながら味わいのある絵付けが施された愛らしい織部水指です。かなり使いこまれた作品で全体的に古色が現れています。
—————–絵志野 茶碗——————————————————————————————————–
共箱 陶々菴 識箱 サイズ:口径 14.3センチ 高さ 8.5センチ 高台径 5.7センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「魯」の窯印。
たっぷりと掛かった志野釉薬に笹と梅の絵が大胆に描かれた大振りの茶碗です。竹節高台と高台内の兜巾が見事に作られています。大振りなので濃い茶の茶碗として用いれば素晴らしい茶会が演出出来ます。
—————–雲錦 茶碗————————————————————————————————————
共箱 共布 仕覆 サイズ:口径 13.5センチ 高さ 8.3センチ 高台径 5.0センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「ロ」の掻き銘。共箱裏に裏千家15代家元鵬雲斎の花押。
桜と紅葉の雲錦文様が瀟洒な筆使いで描かれた艶やかな茶碗です。春や秋のお茶会に用いれば華やかな演出ができます。
—————–瀬戸黒 茶碗———————————————————————————————————
共箱 共布 仕覆 サイズ:口径 11.0~11.5センチ 高さ 8.5~8.8センチ 高台径 6.0センチ
状態:ひび欠け無く完品。高台脇に「ロ」の掻き銘。
漆黒の釉薬に指跡が景色となった瀬戸黒茶碗です。使い込めば味わい深さが増す茶碗です。
—————–粉吹 茶碗———————————————————————————————————–
共箱 サイズ:口径 12.9センチ 高さ 7.0センチ 高台径 4.7センチ
状態:ひび欠け無く完品。高台脇に「魯」の陶印。
粉吹が施された柔らかい感じがする、大変品の良い茶碗です。使い込めば味わい深さが増す茶碗です。
—————–阿ふぎ形 織部鉢————————————————————————————————-
共箱 サイズ:横幅 24.5センチ 縦幅 17センチ 高さ 3.5センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「ロ」の掻き銘あり。
味のある古色に色あせた織部の器に育っており、永年大事に使われてきたことが伺われます。主菓子を入れてお茶会を催せば素晴らしいお茶会になります。
—————–阿ふぎ形 織部鉢————————————————————————————————-
共箱 共布 サイズ:横幅 31.5センチ 縦幅 24センチ 高さ 5.5センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「ロ」の掻き銘あり。
勝ち虫と呼ばれるトンボが巧みに描かれており、縁起の良い器としていつのお茶席でも使えます。焼き物を盛るには良い器です。
—————–織部 瓢 大鉢—————————————————————————————————–
共箱 共布 サイズ:直径 32.0センチ 高さ 6.0センチ 高台径 16.5センチ
状態:高台と縁に欠けがあり金繕い。底に「魯」の窯印あり。
ダイナミックに瓢が描かれたデザイン性に富んだ大皿です。かなり使い込まれた器で経年の汚れがあります。何を盛っても映える、料理を知る魯山人ならではの器です。
—————–信楽 大皿———————————————————————————————————
共箱 サイズ:直径 40センチ 高さ 3.5センチ 底径 31センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「ロ」の掻き銘あり。
堅く焼きしめた信楽の土に石臼の文様を模った斬新なデザインの大皿です。40センチもあるこの大皿は飾り皿としても存在感があり、また料理の器としても使い勝手の良い皿です。中華料理やオードブルを盛りつけたり大人数での宴会などに用料理が映えるでしょう。
—————–信楽 すすきマル鉢———————————————————————————————–
共箱 サイズ:口径 22センチ 高さ 5センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「魯山人」の掻き銘、窯印あり。
鉢の見込みには信楽土の明るい肌色の抜けが景色となっており、そこに登窯で焼かれた松の灰が荒々しく掛かり器全体を引き立てています。ひとつの信楽の器の中で、これだけの景色が見られる作品はまれであり、まさに魯山人の魯山人たる技術と美意識が表れている一品です。この器は茶懐石の焼き物にも、預鉢としても使えます。このような器は使う前に30分ほど水に浸して使わなければなりません。水に浸す事によって器の色がさらに鮮やかになり、また食材の匂い移りが防げます。
—————–桔梗 鉢————————————————————————————————————-
共箱 共布 サイズ 口径 19.0センチ 高さ 9.0センチ 高台径 6.2センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「魯」の陶印。
桔梗の花を模した御本手の預け鉢です。ほんのり赤い御本が景色となり器に趣きを与えています。桔梗が咲く夏の終わりから初秋にかけての茶懐石で、預け鉢としてお使いになるのに良いでしょう。
—————–織部 鉢————————————————————————————————————-
共箱 共布 サイズ 口径 18.5センチ 高さ 8.5センチ 高台径 8.0センチ
状態:ひび欠け無く完品。底に「魯」の陶印。貫入と経年による汚れあり。
紅葉唐草が手慣れた筆さばきで描かれた趣向にとんだ預け鉢です。口縁に緑鮮やかな織部釉がぼってりと掛けられ、それがアクセントとなり器を引き締めています。楓の青葉がまぶしい初夏、あるいは晩秋から初冬にかけての紅葉が美しい茶懐石の預け鉢、さらには11月の炉開の預け鉢としてお使いになるのに良いでしょう。
—————–色変 箸枕———————————————————————————————————
共箱 サイズ:縦幅 1.7センチ 横幅 6.2センチ 高さ 1.5センチ
状態:ひび欠け無く完品。 裏に「ロ」の書き銘があります。
5種類の異なる釉薬を使ったかわいらしい箸置きです。普段使いに、大切なおもてなしに食卓を彩る脇役として用います。箱にこだわる魯山人らしく素晴らしい共箱に入れられています。
—————–織部 魚文箸枕—————————————————————————————————-
共箱 サイズ:横幅 6.2センチ 縦幅 4.5センチ 厚み 2センチ
状態:ひび欠け無く完品。 裏面に「ロ」の書き銘があります。
中国の鉄魚と思われるユニークな魚の形をした織部釉の箸置きです。型による造りですが魯山人の指の跡がはっきりと感じられる作品となっています。この箸置きを用いた食卓ではきっと楽しいひと時を過ごすことができるでしょう。箱にこだわる魯山人らしく素晴らしい共箱に入れられています。
—————–織部 魚箸置———————————————————————————————————
共箱 サイズ:横幅 6.0センチ 縦幅 4.7センチ 厚み 2.0センチ
状態:ひび欠け無く完品。 裏面に「ロ」の書き銘があります。
魯山人の箸置きの代表作の魚型の箸置きです。手作りなので大きさにばらつきがあります。実際に使ってみましたが余り使い勝手の良い箸置きとは言えません。
—————–染付 楓皿———————————————————————————————————
合箱 サイズ:縦幅 19センチ 横幅 16センチ 高さ 4.2センチ
状態:ひび欠け無く完品。裏に「ロ」の書き銘あり。
魯山人の代表作である「楓皿」です。白磁にゴスで鮮やかな葉脈が描かれており、大きさとしても懐石膳にぴったりのサイズで、向う付けとして用いるのに最適です。
—————–絵志野 向づけ 五人————————————————————————————————
共箱 サイズ:口径 12.0~13.0センチ 高さ 7.8センチ 底径 7.5~8.0センチ
状態:ひび欠けなく完品。底に星岡窯の「*」の窯印あり。
千鳥が描かれた遊び心ある志野の向付けです。堅めの土で焼かれており、口縁が反り返った見どころの多い器です。向付けとしてはやや小振りですが、茶懐石の器としては十分な大きさです。晩秋や初春の季節に酒肴の器として赤貝や鯛の湯引きなど色鮮やかな肴を盛れば美しく映えます。
—————–志野 向づけ 五人————————————————————————————————–
共箱 共布 :サイズ:口径 10.5センチ 高さ 7.5センチ 底径 6.5センチ
状態:ひび欠けなく完品。底に星岡窯の「*」の窯印あり。
側面の四面にすべて異なる絵付けが施された、手の込んだ桃山時代の鼠志野向付の写しです。鼠志野の器としては薄手に作られており、軽く扱いやすい器です。茶懐石の向付として丁度よい大きさで、平目の薄つくりが似合いそうです。
—————–長方皿 5客——————————————————————————————————–
合箱 サイズ:縦幅 11センチ 横幅 22センチ 高さ 1.5センチ
状態:ひび欠け無く完品。裏に「ロ」の書き銘あり。
鉄釉が掛け合わせてある平皿で一枚一枚景色に違いがあり面白みが感じられます。醤油を入れるのでしょうか、魯山人の遊び心が伺われる葉っぱの形の窪みがあります。茶懐石の向付にも使えそうですがやはり、普段使いでお造りを盛るのにぴったりの器です。
—————–信楽 壷————————————————————————————————————–
合箱 サイズ:口径 13センチ 胴径 25.5センチ 高さ 22.5センチ 底径 10.0センチ
状態:ひび欠け無く完品。裏に「魯」の陶印あり。
威風堂々とした信楽の壷です。敲き造りの製法で作られており、内側にあて木の目跡が意識的に残されています。全体に灰褐色の自然灰が掛かり、釉薬の流れが美しい景色となっています。信楽焼の壷としては最上位の作品です。
—————–信楽 壷 花入——————————————————————————————————
共箱 サイズ:口径 11.0センチ 胴径 21.0センチ 高さ 24.0センチ 底径 16.5センチ
状態:ひび欠け無く完品。裏に「魯」の陶印あり。
古信楽の壷を彷彿させる存在感のある壷です。登窯で焼かれており、薪の自然釉が荒々しい景色となって壷の造形を引き締めています。花入れとして造られており、花の美しさを引き立てる壺です。
—————–黄瀬戸 花入——————————————————————————————————–
共箱 サイズ:口径 12.0センチ 胴径 18.0センチ 高さ 20.0センチ 底径 11.0センチ
状態:ひび欠け無く完品。裏に「魯」の陶印あり。
カセた黄瀬戸釉の肌にアヤメが線彫りされた素敵な花入れです。タンパンを巧みに使ってアヤメの葉に色彩を施しています。サイズ的に水指として使えるので丁度会う塗り蓋を合わせました。
—————–信楽 花入 旅枕————————————————————————————————–
合箱 サイズ:口径 4センチ 胴径 8.3センチ 底径 8センチ 高さ 14.5センチ
状態:ひび欠け無く完品。裏に魯の「印」あり。
花入れの正面に登窯で燃やされた松の灰が荒荒しく掛かり侘びた景色を醸し出しています。この花入れには侘び助やセンノウなどの花が似合いそうです。
——————-織部 花入———————————————————————————————————
箱 :共箱 サイズ:高さ 25センチ 胴径 11.5センチ 口径 8センチ
状態:ひび欠け無しの完品。側面に「魯山人」の書き銘あり。
鉄釉を墨代わりに使い水墨画のごとく濃淡鮮やかに野草と鳥を描いた織部の花入れです。画家を志した魯山人ならではの筆使いで描かれたこの図柄は扇面画にも全く同じ作品があります。オブジェとして飾ってもよし花をいけても良い作品です。
——————-絵瀬戸 花器———————————————————————————————————
箱 :共箱 サイズ:口径 9.8センチ 高さ 25.0センチ 胴径 11.0センチ
状態:ひび欠け無しの完品。底に「ロ」の書き銘あり。
箱書きには絵瀬戸とありますが志野釉のような淡い緋色の焼き物です。手慣れた筆使いで器全体に草絵を描き込んだ味わいのある花入れです。
—————–備前 瓢花入——————————————————————————————————-
箱なし サイズ:口径 3.5センチ 高さ20センチ 胴径 12センチ 底径 7.5センチ
状態:ひび欠け無く完品。裏に「ロ」の掻き銘あり。
景色の豊かな瓢形の花入れですが、容量的には5合ほど入るので大勢の宴会での大徳利にも使えます。
——————-織部 銀彩 茶入————————————————————————————————–
箱 :共箱 サイズ:高さ 9.5センチ 口径 3センチ 胴径:5.5センチ 底径:4センチ
状態:底に「ロ」の掻き銘あり。仕覆なし。象牙蓋、ひび欠け無しの完品。
魯山人独特の織部釉に銀彩を焼きつけた重厚で侘びた趣のすばらしい茶入れです。残念ながらお仕覆が付属していませんので茶入れに合った仕覆を仕立てる必要があります。
——————-志野 茶入———————————————————————————————————–
箱 :共箱 共布 牙蓋 仕覆(相良間道) サイズ:高さ 10.0センチ 口径 3.5センチ 胴径:6.0~6.5センチ 底径:4.0センチ
状態:底に「ロ」の掻き銘あり。ひび欠け無しの完品。
重厚で堂々とした志野焼きの茶入れです。魯山人の星岡窯は、人間国宝の荒川豊蔵が工場長を務めていたので、素晴らしい志野焼きの作品に仕上がっています。
——————-志野 茶入———————————————————————————————————–
箱 :共箱 共布 牙蓋 仕覆(相良間道) サイズ:高さ 9.0センチ 口径 3.0センチ 胴径:7.5センチ 底径:4.2センチ
状態:底に「ロ」の掻き銘あり。ひび欠け無しの完品。
箱蓋裏に黒田陶々庵の極めがあります。変形した耳付の愛らしい茶入れです。
——————-弦付 織部 茶入————————————————————————————————–
箱 :陶々菴 識箱 サイズ:高さ 7.4センチ 口径 3.5センチ 胴径 6.5センチ 弦付径:8センチ
状態:底に「魯」の陶印あり。仕覆なし。象牙蓋、ひび欠け無しの完品。
若松の描かれたこれぞ織部焼と言われるような作品です。ほっこりと丸みをおびた愛らしい作品です。
—————–福字 平鉢——————————————————————————————————–
共箱 サイズ:直径 21.3センチ 高さ 2.5センチ 高台径 10.8センチ
状態:ひび掛け無く完品。裏に「魯山人」の書き銘あり。
魯山人の代表作とも言える「福」の字をデザインした皿で、作品数としては沢山作られています。懐石の香の物を盛るのには使い勝手が良いでしょう。
—————–絵志野 四方鉢——————————————————————————————————
共箱 サイズ:縦幅 24センチ 横幅 24センチ 高さ 3.5センチ
状態:ひび掛け無く完品。裏に「ロ」の掻き銘あり。
葦原の野鳥を雅味に富んだ筆使いで描いた四方皿です。サイズ的には24センチなので懐石の八寸として使えます。使うのが楽しくなる器です。
—————–備前土 平鉢——————————————————————————————————-
合箱 サイズ:縦幅 27センチ 横幅 27センチ 高さ 4.5センチ
状態:裏側に窯庇があり、金繕いされています。裏に「ロ」の掻き銘あり。
ずっしりとした重厚感のある備前の平鉢です。侘びた備前の焼き色に月のような抜けが緋色に映えています。秋のお茶会の懐石で焼き物を盛るのはいかがでしょうか?
—————–備前 饅頭ヌキ 鉢———————————————————————————————–
合箱 サイズ:縦幅 28センチ 横幅 28センチ 高さ 3センチ
状態:ひび欠けなく完品。裏に「魯」の陶印あり。
抜け、緋襷、ごまが掛かった見所の多い備前の皿です。このような皿には豪快に鰹のたたきを盛って宴会の席に出せばこの上なく立派です。
—————-備前 饅頭ヌキ長鉢————————————————————————————————–
共箱 共布 サイズ:縦幅 15センチ 横幅 27センチ 高さ 2センチ
状態:ひび欠けは無く完品。裏に「ロ」の描き銘があります。
ちょっと大きめですが饅頭抜けがアクセントになっている使いやすい皿です。この器には七輪で焼いた秋刀魚を乗せ、たっぷりのだいこんおろしを盛るのが似合いそうです。
—————-ネズミ志野 松紋四方鉢———————————————————————————————
共箱 共布 サイズ:縦幅 18.5センチ 横幅 18.5センチ 高さ 1.5センチ
状態:ひび欠けは無く完品。表に「ロ」の描き銘があります。
たたら作りの皿の縁をおおらかに曲げ、富士山と思われる山が大胆に線掻きされています。魯山人の筆使いによるデフォルメされた松の文様は味わい深く描かれ、どのような料理を盛っても引き立てます。この器は魯山人の本に掲載されている代表的な器です。
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