黒田辰秋(くろだ たつあき)

1904年 京都市祇園清井町に塗師屋の子として生まれる
1927年 柳宗悦らと社家を借り受け、上賀茂民藝協会を創立。共同作業を始める
1958年 日本伝統工芸の鑑査委員となる
1964年 映画監督黒沢明より御殿場山荘の室内セットの制作依頼を受け岐阜県付知に仕事場を設けて出張制作をする
「拭漆楢彫花文椅子」他、制作
1968年 新宮殿「千鳥の間」「千草の間」用に「朱溜栗小椅子」30脚および卓子10脚を完成させる
1970年 重要無形文化財の指定を受ける
1971年 紫綬褒章授章
1976年 『黒田辰秋 人と作品』が出版される
志賀直哉武者小路実篤、川端康成、小林秀雄、浜田庄司らに序文を受ける
京都市文化功労者になる
1982年 急性肺炎のため、京都市伏見区の自宅で死去