三浦竹泉(みうら ちくせん)

初代 三浦竹泉
嘉永7年〜大正4年 享年62歳
慶応3年三代高橋道八(たかはし どうはち)に師事する。
明治16年 五条坂に独立・開窯する。
西欧彩色を磁器に応用し、釉薬透明文の製造に成功する。
明治37年:染付に玉・石・珊瑚を挿入する。
明治40年:黄色原料を釉薬に用い、淡黄地に彫刻を応用するなど多くの新技法を
工夫する。
二代 三浦竹泉
明治15年 初代竹泉の長男として五条坂に生まれる。幼名を敬太郎
大正4年 二代竹泉を継承。
大正9年 没、享年39歳

三代 三浦竹泉
二代竹泉の末弟
大正10年 三代を襲名し、のち分家して竹軒と称する。

四代 三浦竹泉
明治44年〜昭和51年 享年66歳
昭和6年:四代竹泉を継承し製陶に従事する。
昭和47年:長男に五代竹泉を譲り隠居する。

五代 三浦竹泉
昭和9年 四代竹泉の長男として五条坂に生まれる。幼名を徹。
昭和32年 同志社大学文学部卒業。日本文化史及び美学・芸術学を専攻。陶業を 主に父四代竹泉に師事。
茶道・煎茶道・華道・香道を修業
昭和47年 五代竹泉を継承し現在に至る。